2014年5月4日日曜日

Deep Purple / Live in Japan

 いや、豪華版が出たタイミング関係なくて。買ってないし。あれ?まだ出てないんだっけ?よくわからん。

 73年ツアーの、名古屋公演(6/24)の音源を聴いたのよ。この翌日の武道館がヒドいコトになってた、って有名なエピソードじゃん。曰く「Live in Japanの曲目をなぞっただけのやる気のないコンサート」。それに怒った観客が武道館を破壊した、って話。

 あえて言えば、このライヴが極端に駄目かってーとそんなコトは無いと思う。ってか、パープルってプロ集団だから、そこまで大きくは崩れようがないんだよね。だから、客席で感じる「圧」はわからないけど、今ブートで聴く範囲では特別に悪くはない。それなりにテンション高い演奏してると感じる部分もある。ミスはあるけど、それは「伝説の」Live in Japanでもあるわけでさ。
 あと、この2010年代だったらさ、名盤「Live in Japan再現ライヴ」って言ったら凄いコトですよ(笑)しかも同じメンバーでね。何万円払っても見る奴居るでしょう(笑)

 いや、リリースされたばかりのアルバムからの新曲無し、っていうのは明らかに「やる気がない」って思われるよなあ。海外ツアーではなんとかMary Long演ってるのにそれさえカットしちゃってなあ。40年前のアルバム再現ならノスタルジーも良いのかも知れないけど、前年のアルバム再現されてもノスタルジーどころじゃないし、ってか現役のバンドとしてどうなのよ、って言うね。

 でもさ、前述のとおりなんだけど、要するに「ルーティーンで同じコト演るのが許されない」って時代はやっぱ良かった、って言い方は嫌だけどさ、健全だった、っていうか、なんていうか、求めているのが娯楽と言うより刺激だったのかな。なんか「大人のロック」的な物言いで自分に腹が立つけど、このブートレッグ聴いてそう言わざるを得ない一面があるのだなあ、と思ってしまったのよ。

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