2014年2月9日日曜日

機材のお話

 久々のブログ復活だから機材の話を書こう。

 ドラムセットは持っているけど、車どころか運転免許も持っていない俺がこれを叩くことは、当分無いだろう。高校時代に祖父に買って貰ったPearlのWild Wingシリーズで、何故かあの時代にあえて24インチのバスドラを買った、というのは自分を褒めたい。元々は12、13インチの深胴タムと、16インチのフロアタム、14×6.5インチのスティールシェルのスネアという一般的なセット。最初に付いていたシンバルはおまけレベルのPeral CX500シリーズ(20、16、18インチ)という組み合わせだった。
高校時代はこのまま使っていたけど、卒業後にまずシンバルが気に入らなくなった。よく俺が使う表現で「鍋のフタを叩いた方がマシってレベル」の音だったのでまずクラッシュ2枚を買い換えた。A.Zildjanの16インチThin Clashと17インチMedium Clash。当時は薄くて小口径のが好きだったんだな。シャープなクラッシュ音を求めていたらしい。それからハイハットを同じくA.ZildjanのQuick Beat Hi-Hatsに買い換えた。コレもシャープさを求めての空気穴付きモデル。ライドはどうにかなっていた(と思い込んでいた)ので安物のまま。20代初めの頃はこういう機材。ペダルは元々セットに付いてたパールのから、当時のバンドメンバー(ベーシスト)から買い取ったTAMAのペダルに。

 「森企画」に入った頃、最初は上記の機材で演っていたんだけど、流石にライドにも限界を感じて、イスタンブールのPasha Mediumというモデルに買い換えた。なんか独特の渋い音で、正直使いづらいんだけど当時は何故か好きだったんだよねえ。この頃からタムは13インチのみに。それ以来1タムのセッティングを貫いている(今は主に12インチを使用)。ペダルはこの頃ジブラルタルのを購入。安かったから、程度の理由じゃないかな。
 森企画時代には他にも、セイビアンの20インチClassic Rideと、18インチMedium Clashを使っていた。コレはもらい物だけど、イスタンブールや、Aジルの16インチに限界を感じた頃重宝した。

 森企画加入後暫くして、平行して始めたのがthe MDK's。流石に気合いを入れるため、機材も徐々に強化。俺とMo.が共通してLed Zeppelin好きだったこともあって、ボンゾ的な機材を導入し始める。まず手始めにLudwigのスープラフォニックLM-400(14×5インチ)、コレは80年代のモデル。現行品より軽量なスナッピー止めパーツが特徴で、現行品のヘヴィデューティな感じが好きじゃないのでコレに拘りたいのだ。
 そりゃあボンゾ風を狙うならLM-402を買うべきなんだけど、たまたま安く手に入ったのもあるし、コレをハイピッチにして使うのがthe MDK'sには合っていたと思う。今でもメインスネア。

 それからPaiste2002の20インチMedium。コレも70年代のヴィンテージ、所謂黒ロゴで、なんとなく気合いが入るラインナップに。ペダルはこの時期からDW-500をメインにしはじめる。
 Paisteの使い方には暫く悩んだ。20インチだからライドとして使うのが普通なんだけど、紆余曲折の末コレをメインクラッシュに起用したら気分にジャストフィット。これ以来、俺は左手側に大口径シンバルを置くというスタイルを守り続けている。もう16インチじゃあ満足できない身体になってしまったな。

 それ以降もシンバルは徐々に買い足す。Paiste2002の18インチMediumと20インチRideの時期を経て(上画像はこの時期のセッティング)、ライドは最終的にMaster Worksの22インチに落ち着く。メインクラッシュが大きいからライドも相応じゃないと釣り合わなくなってきたのだ。コレはジャズ向けの薄いモデルで、クラッシュ的にも使えるので重宝している。Giant Beatか2002の24インチは憧れるけど、使いこなせる自信はないな。22で充分。

 ハイハットはPaiste Giant Beatの15インチを一時期使っていたけど今はあまり持ち出さない。スタジオやライヴハウスのをそのまま使うことが多いな。2002かなんかのサウンドエッジのボトムが手に入ったら再起用しようかと思っている。

 ペダルはもっと紆余曲折して、Ludwig Speed Kingは最初に買ったヴィンテージ、と言うよりボロを途中放棄し現行品新品を入手するもイマイチ使いこなせず。借り物のパールのエリミネーターもしっくり来ず、TAMAの安いモデルも一時期は持ち歩き用に使っていたけど、今は結局軽量モデルとしては最近中古で買ったCamco、メインは結局DWに戻った。

 スネアはやっぱりスープラフォニックなんだけど、時々TAMAのバーチ(Starclassic Performer)も使う。ハードオフで安物のスネアを二つほど買ったけど、コレはお遊びレベル。12インチの小口径スネアは酷い音だったけど、ヴィンテージっぽい見た目の14×5のスネア(木材、何なんだろう。異様に軽い)はチープな感じを狙うときにはいい感じ。結構好きなのでたまーに使う。

 そのほか、パーカッション類を言い始めるとキリがないから紹介はこの辺で……。

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